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奈良労基署・校長ら3人と法人を書類送検!
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全国でも有数の進学校として有名な、東大寺学園中・高校(奈良市)で教員36人に1監督署は3月17日、運営する学校法人東大寺学園と、校長(64)、事務局長(56)、事務長(60)の3人を労働基準法違反の疑いで奈良地検に書類送検した。
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発表では、同学園と3人は2024年11月、中・高校の教員36人に対し、部活動などによる同年10月分の時間外・休日労働の割増賃金計約130万円を支払わなかった疑い。
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同署は23年12月、教員の時間外の労働時間を把握せず、割増賃金を払っていないとして、同学園に是正勧告。24年11月に再度調査したところ、残業代の未払いが判明したという。
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支払われていなかった残業代のほとんどは部活動に伴うもので、労働基準監督署は、おととしも残業代の未払いがあったとして学園側に行政指導を行っていた。
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書類送検されたことについて、東大寺学園は、事実関係を認め、24年10月分については25年2月に支払いを済ませたほか、未払いが疑われる過去の分についても調査した上で支払うとしている。
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その上で「教員の労働時間に関するルール作りや管理が不十分だった。二度とこうしたことがないよう、教員の働き方を見極め、法令にのっとった制度設計をしていきたい」とコメント。
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