2013年11月以来、発行をさぼってきましたが、12年ぶりに復活することにしました。過去記事は改めて、PDF或いは写真版で再録する予定です。 談合事件、建築の事故、公務員の犯罪、外国人の犯罪等、今日の記事が明日になると忘れられる。きになる記事を拾い掲載していきます。
公演や学校の遊具塗り直しなど!
環境省は2013年1月にも、子どもの生活環境改善に向けた除染の補助範囲を拡大し、公園や学校に設置されている遊具の塗り直しなどを対象に加える。2012年12月19日、福島市の福島グリーンパレスで開かれた市町村担当者説明会で示した。
公共施設のうち子どもが長時間生活する設備などに関する措置で、除染に伴う復旧事業であることが条件。具体的には、除染のためにさびを落とした遊具の塗り直し、校庭の表土除去で取り外したコースロープの再設置、洗浄するより安価で済むテニス用ネットの交換などを想定している。
補助額は、建物や設備に対する措置が1施設当たり60万円、土地に対する措置は1平方メートル当たり千円。平成24年4月1日以降に業者と契約した事業についても補助対象とする。
同省はこれまで、遊具の塗り直しなどについて「原状復旧のための措置で、除染ではない」として補助を認めていなかった。しかし、市町村から「除染が進まない」など見直しを求める声が相次ぎ、長浜博行環境相が除染加速化のため対象事業を拡大するよう指示していた。
ただ、会議で環境省は、個人宅での同様の措置は補助対象としない考えを示した。
飯舘・長泥地区で環境省方針!
環境省は2012年12月16日、原発事故で帰還困難区域に設定されている飯舘村長泥行政区の本格除染を平成26年度以降に実施することを明らかにした。福島市飯野学習センターで開かれた住民会合で説明した。
長泥行政区の除染時期は未定だった。環境省は25年度、モデル除染事業を行い住宅地と農地、森林で表土剥ぎ取りなどの方法を試し、線量地域で有効な方法を模索する。
7月から9月まで長泥コミュニティセンターで行った先行除染の結果を公表。高さ1メートルの空間放射線量率は除染前平均で毎時9.02マイクロシーベルトだったが、除染後は平均で毎時1.77マイクロシーベルトとなった。低減率は約80%だった。
須賀川「モデル」12月でほぼ終了!
須賀川市が岩瀬地域のいわせニュータウンあおば行政区で進めていたモデル除染が今月でほぼ終了、今後はタウン内のみどりが丘、松南の両行政区に加え、市内で比較的放射線量が高い長沼、仁井田両地域に除染を拡大する。橋本克也市長が6日開会の12月定例議会で明らかにした。
あおば行政区を対象とした市初のモデル除染は8月から始まり、当初の計画通り集会所や公園、道路で除染を終えた。11月末までに一般住宅の102区画(89世帯)のうち97区画で終了した。現在、詳細なモニタリング調査を実施し、事業の成果を検証している。検証結果を基に効率的な除染方法を確立し、他地域に除染を広げる方針。
長沼、仁井田両地域については各行政区と協議が整い次第、除染を始める。
信大と地元企業がタッグで開発!
除染作業での実用化へ・長野!
毎日新聞 2012年11月22日
信州大繊維学部の村上泰教授(無機材料化学)と諏訪市の無機材料開発・製造「エヌ・ティー・エス」(宮沢伸社長)は2012年11月20日、放射線の遮蔽効果を持つ粉状の材料を共同で開発したと発表した。「放射線発生源をその場で遮蔽でき、廃棄する問題がない」といい、開発を依頼した福島県の企業などが放射性物質の除染作業での実用化を目指している。
自然界にある化合物「シリカアルミナ」が主成分で、水と混ぜて使う。微細な穴を多数持つ構造のため、汚染土に散布すると放射性セシウムを吸着。土の表面を覆って粘土化・ガラス化し、放射線を遮蔽する。固まるので降雨などで流出する恐れもないという。
依頼元の福島県の企業やNPOなどの協力で5月と10月、同県いわき市の汚染土1キロを対象に実施した試験では、ベータ線が80?87%、ガンマ線が69?87%低減できたという。
村上教授は「放射性廃棄物をどこに持っていくかが問題になっているが、移動では解決は難しい。その場で抑えようというのが発想の原点で、天然の物質を加工して使うので、安価にできる」と強調。宮沢社長は「依頼を受けて取り組んだ。被災地の役に立てばと思う」と話した。
1月4日から仕事はじめに入った人、長い休みがあけ1月7日から仕事に入る人、就活で正月どころでなかった人、逆に肩たたきでリストラに会う人など様々な希望・悩み・問題・迷いを抱えながら新年を迎えたことでありましょう。
このブログも、過去の記事を一掃し、新たに日々起きている新しいニュースの中、気になるニュースを時系列的に並べてみようと思っております。
各社の同一ネタをどのような書き方でニュースとして発表しているのか、眺めてみるのも何かの参考になるのではないでしょうか。
昨年から、福島原発の放射の除染工事が始まったのですが、汚染されている山の手をつけず、人の住む(今は住めないが)麓の除染をしているが、終わってみても山から流れる水に放射能が含まれていたり、山の落ち葉の始末をしないでいるから放射能はいつまでも消えないでいる。
それを良いことに、除染作業者はパートタイマーより安い日給(散々ピンハネされ)で危険仕事をさせられていれば、器具・作業用具、除染の枝葉、土などを河川に捨てているということは前から言われていた。
暮れから、この除染問題が大きく取り上げられ、新聞各紙も取り上げ始め、マスコミが騒ぎ出し環境省も隠しおおせず、調査に入るという。
中央も地方も、役人の体質は変わらない。
この問題を、各社はどのように報じていたか、次回から時系列に並べてみる。ことにした