2013年11月以来、発行をさぼってきましたが、12年ぶりに復活することにしました。過去記事は改めて、PDF或いは写真版で再録する予定です。 談合事件、建築の事故、公務員の犯罪、外国人の犯罪等、今日の記事が明日になると忘れられる。きになる記事を拾い掲載していきます。
イオン「週刊文春」売り場から撤去!
記事の内容は一方的に決め付けているが、消費者に悪イメージを与えないようにと考えて店頭から「週刊文春」を撤去したのか、図星を刺されて慌てたのか、少々過敏なイオンの動きだ。
『週刊文春』が9月29日に「イオン」のおにぎり1500万食が産地偽装され、中国産米だった問題を報じている。週刊文春としては、中国産米には<貴金属汚染・遺伝子組み換え米・農薬汚染・検査態勢の不備>などがあり、安心して食べられる代物ではないという。
今回、中国産米を国産米と偽って大量に販売していたのは(株)三瀧商事という四日市市にある企業だ。この偽装は女社長の夫(故人)が始めたことだというから、かなり以前から行われていたようである。週刊文春は偽装を見抜けなかった「イオン」側の検査態勢にも問題があったと広報担当者を問い詰める。
<「製造業者は納入業者や卸しに対して、産地証明の提出や使用米に対する誓約書などを求めていると思います。それに加えて米に対する調査を行っているはずですが、そこで見抜けなかった」(イオン広報担当者)>
「イオン」はもともと中国と縁が深く、中国にある店舗数は現在約50か所に上るという。2010年には全商品の8割を中国から仕入れているし、社長の弟・岡田克也衆院議員は「親中派」として知られると、中国憎くけりゃ何でも憎いと、やや八つ当たり気味と思えないでもない。
「イオン」の買い叩きのせいで中間業者が苦しくなり、中国産を使わざるを得なくなってしまうという事情があると、四日市商工会議所の会員が話している。
イオン流に言えば、全国の店舗に来るお客様は「選んでいるわけでない」。買ってくれるお客様に色分けはなく、金持ちも・貧乏人も、警察も・ヤクザも、買ってくれる人はお客様。
この精神で、中国で展開する以上、国内も国外も出店ペースの速さに人材が追いついていないのも事実。
昨日まで開発部の部長が、翌日には辞令が出、翌月にはマレーシアへ赴任し、ミャンマー出店の責任者となる。国内、国外を問わず、社員の動きが激しい。腰を落ち着けて仕事が出来ていないのも事実だ。
大手スーパーの仕入れがどれだけ検査に集中していても、中間業者がどこで何をしているのか匂いをかぎ分ける眼力がなければ無理な話。
イオンも時間が経てば、消費者も忘れることを狙っているのかな。