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宮城県と福島県など・共同で人工衛星使った水道管の漏水調査へ!
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政府は2月20日、デジタル行財政改革会議を開き、上下水道の老朽化による不具合を効率的に見つけるため、人工衛星やAIといった新技術を点検などに積極活用する方針を決めた。
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埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえた。すぐに導入できるデジタル技術を集めたカタログを3月末までに作成し、人手不足が深刻な小規模自治体などで活用を促す。
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会議に出席した石破茂首相は、3年程度で全国に導入できるよう取り組むと述べた。
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人工衛星が撮影した画像や音波反応から漏水箇所を見つける技術や、AIに管路や過去の破損状況、地形などを学習させ、老朽化しそうな場所を割り出す技術などを想定している。
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また、上下水道施設のデータは紙の台帳だけで管理している自治体もある。2024年の能登半島地震で断水が長期化したのを教訓に、データのデジタル化も推進。他自治体との広域連携などで、施設が破損しても速やかに復旧できる体制を目指す。
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水道事業の経営状態や配管の更新時期などのデータを分かりやすい形で提供し、老朽化の実態を住民らに知ってもらう取り組みも進める。
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全国で上下水道管の破損や劣化による陥没などの事故が相次ぐ中、宮城県と福島県内の市町村などは人工衛星を活用した水道管の漏水調査を共同で行うことになりました。
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埼玉県八潮市で起きた道路陥没など、全国で上下水道管の破損や劣化が原因とみられる陥没事故が相次いでいます。
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こうした中、宮城県と福島県、それに両県内の合わせて10の市町村と広域水道企業団は、水道管の漏水調査を共同で行うことになり、2月10日、宮城県庁で基本合意を結びました。
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調査は人工衛星を活用し、水道管の水量を調べることで、漏水している可能性が高い場所を特定します。
これまで作業員が現地で行っていた調査に比べ、時間や人手が大幅に削減されるうえ、共同で業者に発注することで、コストを半分ほどにできるということです。
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