2013年11月以来、発行をさぼってきましたが、12年ぶりに復活することにしました。過去記事は改めて、PDF或いは写真版で再録する予定です。 談合事件、建築の事故、公務員の犯罪、外国人の犯罪等、今日の記事が明日になると忘れられる。きになる記事を拾い掲載していきます。
大熊・居住制限と避難解除準備区域!
環境省は2012年12月28日、東京電力福島第一原発事故に伴い国が直轄で除染を進める避難区域のうち、大熊町の除染実施計画を公表した。人口の96%を占める「帰還困難区域」は、モデル事業などの結果をみて除染方法を検討するため、計画の対象から除外し先送りした。
実施計画では、「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」に指定された町西側の地域の住宅や農地、住宅地周辺の森林を平成25年度末までに除染する。環境省によると、対象地域は約3000ヘクタール、人口約390人。
居住制限区域に住民が一時的に立ち入る際、帰還困難区域との境界を車で通行することになるため、周辺を除染することも盛り込んだ。
対象地域の除染作業は、24年度中に発注し、作業の着手は25年度になる見通し。環境省は仮置き場の設置場所を調整しており、中間貯蔵施設の事前調査の地点は避ける方針。町の意向を踏まえ、対象地域内の大川原地区の約30ヘクタールで1月から3月まで先行的に除染作業を行う。
国が直轄で除染を進める地域がある県内11市町村のうち、計画策定は今回が9番目。未策定は富岡、双葉の両町。